A series
ーエイ シリーズー 4−6
〜物語前、アッシュがルークに会いに来て仲良しになったら
「「・・・・・・・・・ハァ」」
下水道を通って外に出た二人はどんな事があったのかボロボロになっていた
体中に蜘蛛の巣の残骸や泥まみれできれいな髪が汚れていた
「下水道ってとても怖い所だったんだなアッシュ」
「・・・普通の下水道はゴキ○リや鼠がでるだけで、スイッチを踏むと剣が降ったり、槍が飛び出たりはしない」
白い上着に付いた泥をパンパンと落としながら言うルークにアッシュは平然とした態度で言った
アッシュも少したれてきた前髪を掻き上げ、身なりを整えている
ここらへんはさすが完全同位体と言ったところだろうか
「そうだと思うけど、アレは・・・」
「言うな。俺はもう二度とあんな思いはしたくねぇ」
「俺だって!」
青白い表情をしながらアッシュとルークは下水道で起こった出来事を思い出した
しかし、本当に何があったのだろう?
彼らの青白い表情をみるかぎり、かなり凄いことが起こったようだ
「・・・この話しは終いだ。行くぞ」
「賛成ー」
外に出られた彼らはまた歩き出した・・・
まるで何かから逃げるように
一方ファブレ邸では、ルークが行方不明になったと大混乱に陥っていた
「屋敷の中は隈無く探したのか!?」
「はい!部屋中を探しましたが、いまだに見つかっておりません」
ファブレ邸には起きてきたシェザンヌが顔色を悪くして椅子に座っていた
側にメイドや白光騎士団の者が近寄り部屋に戻ろうと言うが、シェザンヌは首を振り戻らないと言っていた
「旦那様」
「ガイか・・・どうだった?」
それから暫くして、ガイがルーク探索から帰ってきた
ファブレ公爵とシェザンヌはルークの世話をさせてきたガイならルークを捜し出せると思っていたからだ
しかしルークを捜し出せる唯一の希望である彼は・・・
「屋敷の外に出て、バチカル中を探しましたが・・・ルークは・・・」
ガイはつらい表情をし、拳を握りしめた
血が・・・でるくらいに
「・・・・・・ふぅ」
「シェザンヌ!」
「奥様!」
これをみたシェザンヌはショックで倒れてしまい、屋敷はいっそう慌ただしくなった
後書き
下水道に侵入者対策をしましたーって感じですね。
そこら辺のシーンは拍手お礼スキットでやろうかなー
でも、ヤリが飛び出るって・・・