A series
ーエイ シリーズー 3−5
〜「レプリカ」という事実を断髪前ルークが
アクゼリュス崩壊前に気づいていたら
『・・・・俺?』
目の前に現れた俺。
アッシュではない、髪を切った俺だ
ー初めましての方が良いのかな?昔の俺・・・
『昔?・・・』
ーそう、俺は・・・未来の存在。後悔している未来の姿・・・
訳が分からなかった
後悔?何を??
ー頼みが、あるんだ
『・・・なんだよ』
本当は頼み事なんて聞きたく無かった。
だって、めんどくさいだろ?
何で俺がやらなきゃ
ーアクゼリュスを・・・救って欲しい。
俺のせいで消滅してしまったアクゼリュスを・・・
『消滅?どういうことだよ』
ー・・・俺の記憶を全部。見せた方が、わかりやすいかな?
もう一人の俺はそういうと、俺に抱きついて来た。
そしてその瞬間俺の中に、あり得ない光景が見えた。
たくさんの人、建物、ダンジョン、楽しいこと、悲しいこと全てが流れ込んできた。
『どういうことだよ・・・』
ー・・・・・
『どういう事なんだよ!!ヴァン師匠がレプリカ世界を作るって!!』
ー師匠は、預言を憎みすぎて・・・それで俺を・・・・
『それは、さっき見て分かった。嘘じゃないってことは分かる!!だけど』
ー自分が消える運命を受け入れたくない・・・
『そうだ!!俺・・・死にたくないよ!!!!』
そう、記憶が流れ込んできた時に俺が音素の乖離で死ぬという事が分かった。
死にたくない・・・殺したくない・・・どうすれば良いんだ?
『・・・なぁ俺・・・』
ーなんだ?
『どうして俺の夢に現れたんだ?やっぱり後悔してるからか?』
ー後悔してる。俺のせいでアクゼリュスが滅んでアッシュも死なせてしまった。
『アッシュ・・・』
ーたのむ、俺・・・アクゼリュスを救ってくれ!!この預言を変えればアッシュは死なずにすむかもしれない!!
俺は悩んだ。
記憶が流れ込んだ時にアッシュとの関係もばっちりと入ってきて、アッシュの見方も少しだが変わっている。
だけど、師匠の事がまだ信じられなかったんだ・・・
ー滅んでからだと、遅いんだ!!お願いだ・・・
『一日・・・考えさせてくれないか?いきなりそう言われも困るから・・・』
ー分かった・・・明日までまつよ。
そういうと、俺は意識がブラックアウトした
後書き
とうとう、未来ルークを出してしまった・・・・
どうして未来ルークが現代のルークにこうして話すことができるのかは
たぶん7,8ぐらいでわかるかと・・・・・