A series ーエイ シリーズー 3−4
〜「レプリカ」という事実を断髪前ルークが
アクゼリュス崩壊前に気づいていたら
『ここは?俺確か、寝てたはずじゃあ』
気がついたら俺は暗くてむなしい、場所にいた。
辺りは紫色の煙に包まれていて下はボコボコと音を立ている。
落ちたら、死にそうだ。
『どこなんだよ・・・俺、なにげに浮いてるし』
そう、俺は浮いている。詳しく言うと緑の膜に包まれてるのだ
自分の意志でちゃんと動いてくれる・・・変わったものだ
『ったく、何が起きてるんだ・・・ん?』
霧の向こうに滝がみえた。
それはソレでいい・・・その滝に入って行く乗り物が問題だった
『あれは・・・タルタロス?何でこんな場所にあるんだ・・』
滝に入っていく乗り物・・・それはタルタロスだった
『・・・じっとしても、分からねぇし行ってみるか』
俺は、タルタロスを追っかけて滝に入った・・・
滝に入ってみると俺とティア、そしてアッシュが居た
『なんで、アッシュが居るんだよ・・・ガイは?ナタリアは?』
「アッシュ!やめて!!」
「うるせえ!!」
ティアがアッシュを止めている。
アッシュは我慢の限界という感じですごく期限が悪いってのが分かる。
一方俺をみると、元気が無い。
船に乗っているときの症状が悪化しているみたいだ
『何が、起きてやがんだ?』
まったく、何が起きているのか分からなかった。
ただ心のどこかでこの先は見るな・・・見るな聞くなと言っているのは確かだ
・・・これは夢なのか?
夢だとしたらこんなにリアルじゃなねぇ・・・
『夢だったら・・・信じられねぇよな』
これは夢だったら怖い
怖いんだ。
もしかしたら、この夢のせいでみんなに見捨てられそうなかんじがして・・・
「てめぇは・・・」
アッシュは俺の考えを中断させる言葉を言ってきた。
その言葉は・・・
もっとも聞きたくない、あの言葉・・・
「てめぇは、俺のレプリカなんだよ!!」
「う、うそだ・・・」
『やめろ・・・やめてくれ』
「うそじゃねぇ、本当だ。てめぇは俺のレプリカなんだよ」
『いやだ!!聞きたくねぇ!!』
ー信じたくないよな、自分が人じゃないってことは
その瞬間、目の前に俺が現れた。
髪は短くなってるけど、確かに俺だった。
雰囲気がめっちゃくちゃ、変わってるけど・・・・
後書き
このIFって自分がアクゼリュスに突く前にレプリカって事に気がついたらっていうやつですよねぇ・・・
どんどんかけ離れていくような・・・・