A series
ーエイ シリーズー 3−24
〜「レプリカ」という事実を断髪前ルークが
アクゼリュス崩壊前に気づいていたら
「行くわよ・・・準備は良い?」
「たのむよ、ティア」
アブソーブゲートに着いた俺たちは、先にラジエイトゲートに着いているはずのアッシュ達に合図を送るためにパッセージリングの操作をした。
「ジェイド!どう書けばいい?!」
「そうですね・・・」
ジェイドの指示の元、パッセージリングの操作をして俺たちは合図を送った
「遅い」
「仕方ないと思うぞ。アブソーブゲートは広いし、仕掛けは面倒だからな」
「おまけに魔物も多いし、強いしね・・・」
ルーク達が合図を送る少し前、アッシュと他の六神将はルーク達の合図を待っていた
「・・・ルーク達無事かなぁ?」
「グルルルル」
アリエッタは人形を握りしめながら友達のライガに話しかける
ライガは不安なアリエッタを慰めるようにアリエッタにすり寄った
そんなアリエッタとライガを見ていたリグレットとジェイドが心配でたまらないディストがため息をついた
ーパァアアアアア
その時パッセージリングが輝きだし、文字が刻まれ始めた
ルーク達が合図を送ってきたのだ
「やっと着いたな・・・」
アッシュは口元に笑みを浮かべると、両手をパッセージリングに合わせ外殻大地を魔界に落とすための準備をし始める
やがて、パッセージリングに文字が刻み終わりセフィロトが輝きだした
外殻大地を降ろすその時が来たのだ
ーブゥウウウン
アッシュとアブソーブゲートにいるルークは力を合わせて外殻大地を降ろしていく
仲間達はその様子を見守り続けた
いや・・・見守り続けることしか出来なかった
「・・・・・・よし」
しばらくの時がたち、ようやく外殻大地を魔界に降ろすことができた
その安心感から自然と笑みがこぼれる
『ルーク、そしてアッシュよ・・・・』
安心したのはつかの間、直ぐにローレライの声が頭の中に響いた
ローレライの助けを求める声が聞こえるのだ
『前に言った通り、鍵を送ろう・・・・私を解放してくれ』
ローレライはそういった瞬間、プツンと何かが切れる音が聞こえたと思ったらアッシュ自身の目の前に光があふれ剣という形を作っていった
アッシュはまだ形がはっきりしていない剣に手を伸ばし掴む
ーパァン!
掴んだその瞬間音素がはじける音がゲート内に響き、剣がはっきりと形をなした・・・ローレライの剣がアッシュに渡されたのである
「・・・・それがローレライの剣なわけ?」
「そうだ」
事が終わった事を確認したシンクがアッシュに剣の名を聞く
アッシュは軽く返事をすると、ルークに回線をつなぎ宝珠を受け取ったかどうか聞き始めた
後書き
リグレットとディストの二人を会話にだしてない!?
日をあらためて二人をかくぞー!!!