A series ーエイ シリーズー 3−21
  〜「レプリカ」という事実を断髪前ルークが
               アクゼリュス崩壊前に気づいていたら






あの後、無事にみんなと合流した俺たちはアルビオールに乗りシェリダンに向かった。タルタロスを地殻に落とすために。
あの時のシェリダンではヴァン師匠がやってきて邪魔をしてきた。
そしてタマラさんやイエモンさんが死ぬ・・・しかし今回は六神将のみんなが神託の盾騎士団を全力で止めてくれた。
もちろん、アッシュも全力で止めてくれた
だけど・・・なぜかタルタロス乗ってもヴァン師匠が来なかった


「皆さん、席についてください。譜術障壁を発動させます」
「はーい!」
「ですの!!」


ジェイドは大佐って呼ばれている事はあって、かなり様になってた・・・
タルタロスが譜術障壁に包まれて地殻に落ちていく・・・途中、第七譜石があったがそれはほおっておく
それにしても・・・


「さて、脱出しましょうか」
「・・・・」


思い詰めた表情をした俺を見たジェイドは声をかけてきた


「ルーク、どうかしましたか?珍しくなやみこんで」
「いや・・・ヴァン師匠がなんで来なかったのかなぁって」


俺はヴァン師匠が来なかったことに、疑問を覚えていた
もしかしたら・・・ヴァン師匠がこのタルタロスに乗っているのかもしれない
そう思っていた


「たしかに・・・あれだけの人数を送っておいて、姿を現さないのは気になりますね」
「もしかしたら、ヴァン師匠はこのタルタロスに乗ってるのかもしれないな」「よしてよねー!そんな・・・」
「どうしたの?アニ・・・ス」


そういうとアニスは外へ脱出する譜陣へつづく扉を開いたとき、表情が凍りついた。ティアもナタリアもガイもイオンも俺も・・・


「・・・・せ、師匠」
「兄さん・・・」
「待ちわびたぞ。メシュティアリカそして、レプリカルーク」




俺の予想は見事に的中したのだ









「お前達を奈落の底に落としに来た」








ヴァンと俺たちは武器を構えた・・・・そして





「行くぞ!!」

















そのころアッシュ達は・・・



「だからですね、此処をこうすると・・・」
「いやそれだと法則が成り立たなくなって、映写機が使えないぞ?」
「だから、その後にマナの欠片と雷精の瞳で作ったマイクロCコアを埋め込むんです」
「なるほどねぇ・・・だけどそうすると威力がつよすぎるから譜術障壁を入れないとだめねぇ・・・」
「いや、案外それでちょうどいいかもしれんぞい」


神託の盾を倒した後、ルーク達が心配になり様子でも見ようと映写機みたいな物を作っていた。


「まだ、出来ないのか!?」
「うるさいですねえ!!もうすぐ、終わりますから待ってなさい!!」
「落ち着いてくださいアッシュさん!おいらだってルークさんやノエルが心配なんすよー!」
「ギンジの言う通りじゃよ。お前さんだけが心配じゃいないじゃぞ?様子をみれるだけ、ありがたくおもわんか」
「ッチ・・・・」


アッシュはイエモン達にそう言われると、用意されたお茶を自棄のみした。
ルーク達の無事を祈りながら




後書き
 初めてギンジを出したよ。
 ノエルを出してもないのに・・・ごめんねノエル。
 機会があったらだすからね?