A series ーエイ シリーズー 3−2
  〜「レプリカ」という事実を断髪前ルークが
               アクゼリュス崩壊前に気づいていたら




あの夢を見た後、カイツールに行くため砂漠に向かった。
一日じゃあさずがに砂漠にたどりつけねぇから、野宿の準備をしたんだ。
だけどずーっとアレが・・・あの言葉が頭を離れねぇんだ



『何も知らない赤ん坊のようにピーピー言ってるお前に何ができる?』



夢の中でアッシュが言った言葉が離れない。
まるで、何かを知らしているようなそんな予感がして離れねぇんだ

「何も知らない赤ん坊・・・・か」
「どうしたの?」

ティアが俺を心配して声をかけてきた。
心配されたくなくて俺は・・・

「ティア・・・・なんでもねぇよ。ただ・・・・」
「ただ・・・・どうしたの?」
「・・・・夢見が・・・・悪かっただけだ」
「ミュ!?」

俺はそういうと、ブタザルを掴んでティアに渡した
なんとなく一人になりたかったから

「・・・こいつと一緒に行ってろ」
「ルーク・・・わかったわ。ミュウ、行きましょう」
「ミュウゥ・・・・わかりましたですの」

ティアは俺の気持ちを知ってか知らないか、どっちにしろありがたかった。


「俺は・・・・ルーク・・・・なんだよな?」



分からなかった



「俺は・・・・・本当に・・・・」



『ルーク・フォン・ファブレなのか?もしかしたら、アッシュのやつがルークだとか?』



「ありえねぇよ・・・・そんなもん、代わりを作らない限り」



そうだ、いくら似すぎているとはいえ他人のそら似かもしれない。
それに代わりを作るなんてそんなこと・・・・




「出来るわけ・・・ちょっとまてよ。確か前・・・」












ー被験者の情報を元にレプリカを作る・・・












「・・・同じに作る方法が有りやがった」




そうだったら、俺は・・・俺は・・・




「・・・レプリカになるのか?何も知らねぇから・・・」






信じない






「嘘だ・・・絶対に嘘に決まってる」






俺は・・・本物だ





後書き
   うわー、もぅ気づいちゃったよ・・・・
   予定だとオアシス辺りで気づいてっていう感じになるはずだったんけど・・・・
   まぁいろいろあってチョット早めにしました。