A series
ーエイ シリーズー 3−15
〜「レプリカ」という事実を断髪前ルークが
アクゼリュス崩壊前に気づいていたら
「ルーク何を!?」
ティアが俺の言葉に驚いていた。
ティアだけじゃない、アッシュもガイもジェイドもイオンもアニスもナタリアも・・・全員、驚いていた
「ここで戦っても、師匠には勝てない・・・なら俺が最初から行くしか無いだろ?」
「戦ってみなきゃわからないじゃん!!」
「アニスの言うとうりです。最初から負ける事を決めつけるのは良くないですよ!!」
アニスとイオンが俺を引き留めようと説得をしている。
その気持ちはうれしい・・・・・だけど
「今の俺たちにはヴァン師匠には勝てない・・・・だから、行くな?」
「だからって・・・・」
俺は泣きそうなのをこらえながらヴァン師匠の所へ歩み寄った
「ふ・・・・少しは賢くなったではないか」
「・・・・・」
「閣下そろそろ・・・・」
「あぁ・・・行くぞレプリカルーク」
「・・・・はい」
ヴァン師匠が港を後にするためにアッシュ達に背を向けた。
俺も連れられるように後ろに振り返る・・・
「ルーク!」
「・・・・アッシュ?」
「必ず・・・助けに行ってやる!だから、待ってろ!!!」
「・・・・・うん、待ってるよ俺。アッシュが助けにくるのを待ってる・・・」
俺はアッシュに笑いかけてから、ヴァン師匠達について行った。
「・・・・・やっぱり、閉じこめられるのかぁ」
「分かってて、総長や僕たちについてきたわけ?」
港に出た後、俺は目隠しをされた。
そしてそのまま暫く歩いた後、目隠しをはずされてこの部屋に閉じこめられた
「ついていかなきゃ、アッシュ達が死んじゃうだろ?・・・六神将全員いたんだから」
「・・・へぇ?本当に賢くなったね、前の性格が嘘みたいだよ」
「色々あったからな」
「ふーん・・・・」
シンクは興味がないねと言って、部屋から出て行った。
もちろんドアにカチャと鍵がかけられた
「・・・・・軟禁や監禁には馴れてるよ。どうせ」
軟禁や監禁には馴れてる。
普段は軟禁生活だったが、外に出ようとすれば部屋に監禁。
いくら俺を護るためとはいえこんな方法は嫌気がさす
「早く・・・・助けに来てよ、アッシュ」
俺は窓の側に近寄って、外の景色を眺め始めた・・・・
後書き
ルーク監禁ーv
一度、やってみたいって思ってたんです
いやー書いてて面白かった。